潜在意識と顕在意識、周波数の違いとスピリチュアル!あなたの現実を変える「意識のチューニング法」

潜在意識と顕在意識、周波数の違いとスピリチュアル:あなたの現実を変える「意識のチューニング法」

「分かってるのに、なんでうまくいかないんだろう…」そんなふうに感じたことはありませんか?実は、その答えはあなたの意識が発している「周波数」にあるかもしれません。

私たちが普段意識している部分(顕在意識:けんざいいしき)と、無意識の奥深くにある部分(潜在意識:せんざいいしき)は、それぞれ違った周波数を持っています。この違いを理解することが、人生を変える大きなヒントになります。

今回は、心理学や脳科学の研究結果も交えながら、この二つの意識がどんな周波数を出していて、それが私たちの現実にどう影響しているのかを詳しくお話しします。

その周波数を自分で調整して、理想の未来を作る方法もお伝えしますね。

この記事でわかること

  • 潜在意識と顕在意識の定義
  • 意識と周波数の関係性
  • 潜在意識の働きと影響
  • 願望実現の具体的な方法
  • 意識の調和とバランス
  • 運気向上の秘訣

 

潜在意識と顕在意識、それぞれの「周波数」の違い

毎日起こる出来事って、実は私たちが意識していない深い部分にある思考やイメージが形になって現れている。これが「周波数」と深く関係しているんですね。

潜在意識:心の奥底にある巨大な力

潜在意識というのは、普段私たちが気づいていない思考や感情、記憶、信念がぎっしり詰まった巨大な倉庫のような場所です。驚くことに、私たちの行動の90%〜97%は、この潜在意識が無意識にコントロールしているんです。

潜在意識:心の奥底にある巨大な力

私自身も最初は「そんなことあるわけない」と思っていました。でも、あるクライアントさんが「私は普通の会社員」という自己イメージを「世界を飛び回る女性経営者」に変えただけで、数か月後に本当にそうなったのを見て、「これは本物だ」と確信したんです。

潜在意識の面白いところは、想像と現実の区別ができないこと。レモンを思い浮かべただけで唾液が出るように、想像したことを「これが現実だ」と受け取って、それを実現しようと動き出すんです。しかも、その処理スピードは超高速で、同時にいくつものことを処理できます。

 

顕在意識:意識的にコントロールできる小さな司令塔

一方、顕在意識は私たちが普段「考えている」と自覚している部分です。論理的に考えたり、分析したり、計画を立てたりする「司令塔」の役割を果たしています。

顕在意識:意識的にコントロールできる小さな司令塔

でも実は、この顕在意識が脳の活動に占める割合は、たった5%〜10%程度。その処理能力も、毎秒10から20ビット程度で、電卓と同じくらいの能力しかないんです。

私も昔は「もっと頑張れば何とかなる」と、この小さな司令塔だけで頑張ろうとしていました。

でも、頭で「こうしたい!」と思っても、潜在意識が「無理だよ」と思っていたら、現実は全然変わらない…という経験を何度もしました。

ただ、顕在意識は私たちが唯一コントロールできる意識の部分でもあります。だからこそ、この司令塔をうまく使って、潜在意識を良い方向に導いていくことが大切なんです。

なぜ「分かってるのにうまくいかない」のか?

「新しいことを始めたいのに、なぜか行動できない」「目標を立てたのに、続かない」こんな経験、誰にでもありますよね。

これは、顕在意識と潜在意識の「周波数がずれている」から起こるんです。顕在意識で「毎日ジョギングして痩せよう!」と決めても、潜在意識が「走るの面倒だな…」と思っていたら、圧倒的に力の強い潜在意識の方が勝ってしまいます。

なぜ「分かってるのにうまくいかない」のか?

潜在意識は変化を嫌って、今の状態を保とうとする性質があります。まるで、あなたを守ろうとする過保護な保護者のように、「今のままが安全だよ」と引き止めているんです。

もしあなたが「なんだかやる気が出ない…」と感じているなら、潜在意識が「勉強なんて面倒」「人生を変えるなんて危険」といった思い込みを抱えているのかもしれません。

 

運気UP術!「潜在意識と顕在意識」周波数の違いとスピリチュアルとの不思議な関係

スピリチュアルな考え方では、「意識が現実を作る」と言われています。

これは量子力学の視点からも注目されていて、「意識=周波数」という考え方で説明されることが多いんです。

感情は「周波数」を持っている

私たちの体を含め、この世界のすべてのものは小さな粒子でできていて、それぞれが独特の周波数を持っています。実は、感情も電気信号の一種で、固有の周波数があるんです。

私たちの意識は目には見えませんが、常に「波動」を出していて、その周波数に似たものを現実に引き寄せています。

この「波動共鳴」の仕組みはシンプルです。「楽しい!」という周波数を出せば楽しいことが、「イライラする!」という周波数を出せばイライラすることが返ってくるんです。

私自身、この「感情の周波数」を意識するようになってから、日常の引き寄せが本当に変わりました。

朝から「今日は良いことがありそう」と軽やかな気持ちでいると、実際に小さなラッキーが次々と起こったりするんです。

感情にも「段階」がある

自分の感情が今どの周波数にあるのかを知るために、とても役立つツールがあります。

『願えば、かなうエイブラハムの教え』という本で紹介されている「感情の22段階」や、ディヴィッド・ホーキンス博士の「意識レベルの17段階」です。

感情の周波数レベル
段階(エイブラハム)感情の種類(エイブラハム)意識レベル(ホーキンス)周波数帯(ホーキンス)
1喜び/智/溢れる活力/自由/愛/感謝悟り700-1000
2情熱平和600
3興奮/没頭/幸福感喜び540
4ポジティブな期待/信念500
5楽観無条件の愛
6希望理性400
7満足理解
8退屈受容350
9悲観意欲310
10フラストレーション/イライラ/我慢中立250
11圧迫感勇気200
12落胆プライド175
13疑念怒り150
14心配欲望125
15自責恐れ100
16挫折感悲しみ75
17怒り無感動50
18復讐心罪悪感30
19憎しみ/激怒20
20嫉妬無価値感
21不安(身の危険)/罪の意識/無価値絶望
22恐怖/悲嘆/憂鬱/絶望/無能

この表は、私にとって「人生のナビ」のような存在です。自分が下の方の感情にいるとき、上の方の感情が「気持ち悪い」と感じることがあります。

それは、周波数が違いすぎて、体が拒絶反応を起こしているからなんです。

頭では「幸せになりたい」と思っていても、潜在意識が低い周波数に慣れていると、「幸せ」な状態に定着するのが難しいのが現実です。

 

みんなの意識はつながっている

私たちの意識は、実はゆるやかにつながっていて、みんなの意識の平均のようなもの(「集合意識」)を作っているという考え方があります。

個人の周波数が整うと社会全体にも良い影響があり、社会全体が整うと個人も恩恵を受けやすくなる、という相互関係があるんです。

百匹目の猿現象」という話を聞いたことがありますか?ある島で芋を海水で洗う猿が現れ、それが一定数に達すると、遠く離れた別の場所の猿たちも同じことを始めた、という話です(これは作り話ですが)。

新しい発明や発見が、なぜか同時期に地球の反対側でも起こる、ということがよくありますが、これも集合意識の影響だと考えると納得がいきます。

だからこそ、私の周波数が整うことは、社会全体の周波数を少しずつ整えることにもつながっているんです。

潜在意識の周波数を「書き換える」具体的な方法

では、この強力な潜在意識の周波数を、どうやって望ましいものに変えていけばいいのでしょうか?

意識的な努力から無意識の習慣へ

人が変わるには、まず頭で「知る」「理解する」ことから始まります。でも、それだけでは足りません。大切なのは、その知識を「習慣」にして、潜在意識に根付かせることです。

私たちの脳は、何度も繰り返される情報を「これは大事だ」と判断して、長期記憶として保存します。これが、潜在意識を書き換えるメカニズムです。一度潜在意識に定着すれば、努力しなくても自然と望む行動ができるようになります。

私の「夜型から朝型への変化」も、このメカニズムを意識的に使った結果です。

今では、ほぼ毎日22時には寝て、朝5時には起きる習慣が自然に身についています。

 

今日から始められる5つのアプローチ

ここからは潜在意識の周波数を高めて、理想の現実を引き寄せるための具体的な方法をお伝えします。

1. 言葉とイメージの力を使う

潜在意識は想像と現実の区別ができない、という特性を活用しましょう。

言葉とイメージの力を使う
  • アファメーション(前向きな自己暗示):理想の自分になるために、前向きな言葉を繰り返し自分に語りかけます。「私は目標を達成するにふさわしい人間だ」「何があってもうまくいく」といった言葉を日常的に使ってみてください。

    意味もなく「おめでとう!」「ありがとう!」と自分に言うことをおすすめします。脳が無意識に「おめでとう!と言われる出来事」や「感謝する出来事」を探し始めるからです。
  • ビジュアライゼーション(視覚化):目標を明確にイメージして、それがもう実現している自分を想像します。プロ野球選手が実際にバットを振る練習よりもイメージトレーニングに時間をかけるのは、潜在意識を活用してハイパフォーマンスを出すためだと言われています。

    大事なプレゼンの前には、成功しているイメージを頭の中で徹底的に描くようにしてみてください。
2. 瞑想と深呼吸で内側にアクセスする

瞑想や深呼吸は、自律神経を整えて気持ちを落ち着かせ、リラックス状態の脳波を作り出します。この脳波は記憶や学習、集中に役立つんです。

瞑想と深呼吸で内側にアクセスする
  • 簡単な瞑想のやり方
    1. 軽く目を閉じて、呼吸を意識します(慣れたら目を開けたままでもOK)
    2. 息を吐いた後、心の中で1〜4を数えながら息を吸います
    3. 吸い切ったら、息を止めて1、2と数えます
    4. 1〜8を数えながらゆっくり息を吐きます
    これを繰り返します。職場のトイレやデスクでも、ちょっとした時間で簡単にできます(運転中はやめてくださいね!)。
  • 楽しい妄想のすすめ:瞑想中にネガティブな思考でいっぱいになる人もいるでしょう。そんな時は、真面目に「瞑想しなきゃ」と構えずに、いっそ好きなだけ「妄想」してみてください。「こうなったら最高だな」という楽しい妄想は、潜在意識に前向きなイメージを刻むのにとても効果的なんです。

 

3. 「書き出し」の魔法を使う

「やりたいこと」を見つける一番手っ取り早い方法は、「書く」ことです。書き出しは論理的な部分を使って、感情を抜いて冷静になれる効果があります。

「書き出し」の魔法を使う
  • 付箋の活用:付箋を使うことで、脳のエネルギーを「言語化」「整理」「編集」のどれか一つに集中させることができます。書いたものを手に取って「構成」を組み立てられるため、思考そのものが楽になります。私もこの方法を愛用しています。
  • ToDoリストと目標設定:小さな目標でも達成すると、脳内で快楽物質(ドーパミン)が出ます。ToDoリストを書いて、完了したら線を引くだけでも効果があります。

    月の目標や年間目標を書き出すことも、潜在意識をその目標に向かわせる強力なきっかけになります。脳は目標を立てると、そこに到達するために必要な情報を勝手に集め始めるんです。
4. 環境を整えて波動を上げる

潜在意識は「習慣」でもあります。部屋の状態もその一つで、散らかった部屋に慣れていると、潜在意識がそれを再現しようとしてしまいます。

環境を整えて波動を上げる
  • 掃除と片付け:波動を高めるために、特別なことをする必要はありません。気の流れを意識して、身の回りの掃除をこまめに行うだけで十分です。特に、良い気は玄関から入って家中を巡るという風水の考え方があるので、まずは玄関の掃除を毎日することをおすすめします。

私の知人で、家が散らかり放題だった人が、潜在意識の書き換えと同時に「毎朝5分だけ玄関を拭く」という習慣を始めたところ、半年後には家全体が驚くほど片付いて、仕事も人間関係も良くなったという話があります。たった5分でも、継続することが潜在意識に働きかけるんです。

5. 専門家のサポートを受ける

心理学的なアプローチだけでは解決が難しい深い「思い込み」にアプローチするために、スピリチュアルな技術を活用することも有効です。

専門家のサポートを受ける
  • エネルギーワーク:不要な思い込みを取り除いて、代わりに望む感覚を入れる、というアプローチです。私が習得した「レイキ」というヒーリング技術は、高次元のエネルギーを受け取って人に流していく方法で、海外では医療保険が適用されたり、国家資格になっている国もあるほどです。
  • スピリチュアルリーディング:カウンセリングで原因が見つからない場合など、心理学の限界を超えるようなケースでは、スピリチュアルリーディングを使って過去世や遺伝による思い込みを特定することがあります。

    「なぜかいつも同じパターンを繰り返してしまう」という悩みの根源をリーディングで探って、驚くほど腑に落ちる答えが見つかることがあります。

 

まとめ:「潜在意識と顕在意識」周波数の違いとスピリチュアル

現在、私たちはAIの進化など、かつてないほどの変化の時代を生きています。このような時代だからこそ、自分の「意識」を深く理解して、その周波数を意図的にコントロールする能力が、豊かな人生を送る上でますます重要になっていると感じます。

「外側の現実を作っているのは、内側である!」この真理が腑に落ちたとき、私たちはもう外側の現実に振り回されることはありません。誰かや環境のせいにしたり、誰かに幸せにしてもらおうとするのではなく、自分が変わることで、相手も、そして世界も変わっていくんです。

潜在意識は、あなたの感情や思考、行動、そして人生そのものに絶大な影響を与えています。今日お伝えした周波数の違いを理解して、その書き換えに意識的に取り組むことは、あなた自身が「人生のハンドル」を握り直して、「心から満足できる人生」を楽しむための第一歩です。

この「意識のチューニング」は、決して難しいことではありません。日々の小さな実践の積み重ねが、やがて大きな変化としてあなたの現実に現れるでしょう。

覚えておきたいポイント

  • 意識は顕在と潜在で構成
  • 行動の大部分は潜在意識
  • 全ては周波数(波動)
  • 周波数で現実を引き寄せる
  • ポジティブ思考で周波数UP
  • 瞑想で潜在意識と同調
  • 感謝の習慣が周波数を整える
  • ビジュアライゼーション活用
  • 言葉が潜在意識を書き換える
  • 意識の調和が人生を豊かに
  • 自己理解と自己観察が鍵
  • 「やりたい」が潜在意識を動かす